北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁が深い水深でも潜水可能な「飽和潜水」の技術を使って沈没した観光船の船内捜索を実施する方針を固めたことがわかり話題となっています。
海上保安庁はすでに専門民間事業者と契約をしていると報じられており、早ければ今月上旬に着手する方針とされています。
一体、飽和潜水の専門民間業者はどこなのでしょうか?
社名や費用がいくらなのかも気になるところです。
そこで、「飽和潜水の民間専門業者はどこ?社名や費用がいくらかを徹底検証!」というタイトルで記事を作成していきます。
飽和潜水の民間専門業者はどこ?
今回の報道では、海上保安庁はすでに専門民間事業者と契約をしていると報じられています。
一体、この専門民間業者はどこなのでしょうか。
現時点では、この専門民間業者については公開されておらず詳細は不明です。
ただ、飽和潜水は、経験者は全国でも60名ほどしかいない、特殊な手法と言われています。
目的としては、人が乗ったカプセルを底に沈め、そこから深海に出て作業をすることです。
ただ、人の体が気圧差に耐えられないので、密室の酸素とヘリウムの混合ガスを、数週間かけて高圧に上げていくことで体を慣れさせ、カプセルに移動し、作業に至るようです。
このような特殊な技能なので、実施できる業者はかなり限られていると思われます。
飽和潜水の民間専門業者の社名は?
それでは、今回報じられた専門民間業者に関して、候補となる専門民間業者がどこなのか、社名が気になりますよね。
飽和潜水の民間業者について調べると、下記のような企業がヒットすることがわかります。
・日本サルヴェージ株式会社
・アジア海洋株式会社 飽和潜水
・有限会社 深江海洋作業
かなり特殊な世界なので詳しくはわかりませんが、「飽和潜水 業者」で調べると上位にヒットする企業なので、この業界では大手なのだろうと推測されます。
海上保安庁が契約するレベルなので、大手のいずれかの企業と契約するのではないかと推測されます。
日本サルヴェージに決定
知床半島沖で観光船が沈没した事故で、飽和潜水を担う民間業者が日本サルヴェージ株式会社(日本サルベージ)であることがわかりました。
飽和潜水の費用はいくら?
飽和潜水を実施するにあたって、費用がいくらくらいかかるのかも気になるところですよね。
費用を調べてみると、8億7700万円が必要と報じられました。
さらに、この費用は国が負担するといいます。
本来であれば事故を起こした「知床遊覧船」が負担するはずと考えるのが普通だと思いますが、これだけ大規模な事故になっているので国が負担をすることになったのだと思います。
もちろん被害者は全員見つかってほしいと思いますが、飽和潜水を行う人の二次被害も心配されます。
なんともやるせなさが残りますね。
まとめ
「飽和潜水の民間専門業者はどこ?社名や費用がいくらかを徹底検証!」というタイトルで記事を作成してきました。
北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁が深い水深でも潜水可能な「飽和潜水」の技術を使って沈没した観光船の船内捜索を実施する方針を固めたことがわかり話題となっています。
海上保安庁はすでに専門民間事業者と契約をしていると報じられており、早ければ今月上旬に着手する方針とされています。
飽和潜水の専門民間業者がどこなのかを調べてみました。
現時点では詳しい社名は判明していませんが、日本サルヴェージ株式会社、アジア海洋株式会社 飽和潜水、有限会社 深江海洋作業の3社が有力候補となりそうです。
その後の報道で、日本サルヴェージ株式会社であることがわかりました。
費用がいくらなのかも調べてみると、8億7700万円が必要と報じられました。
この費用は国が負担するといいます。